旅行の記憶(中国(香港、深セン)、マレーシア、シンガポール)
ゴールデンウィークにアジア方面を旅行してきた。その旅行の記憶を写真と共に残しておく。
今まで仕事やプライベートで行ったことがあるのは、欧米、中国、ロシアのみだった。
連休の予定に空白できたので、もう少し南のアジアも一度行ってみたかったので、行ける時に行ってみようと思っていってみた。
事前準備の時間もあまりなかったので、旅行しやすそうなクアラルンプールに行ってみることにした(おすすめされたのもあり)。
で、せっかくなので深センも覗いてみたい。香港も楽しそうなので、香港にも寄る。シンガポールに知人が居るので、会ってみよう。
という感じで4月後半に予定を慌てて組んだ。
1日目:日本→香港
成田から香港へ。
宿は全てBooking.comで評価見ながら予約したが、香港の宿は高かった。短い滞在なので、アクセス重視で、一泊1万円程度ならどうかなと思って予約したら、建物がものすごく怪しい雑居ビルで面食らった。
でも、内装は新しくオートロック式のドア装備だった。オーナーのインド系のおじさんもフレンドリーなので、快適であった。(それでも念のため貴重品等は持ち歩くようにした)
こういう景色はいかにも攻殻機動隊などで思い描いたアジアっぽくてわくわくした。
日本も観光名所としてネオチバシティなど作るとよいのではと思う。
夜景を見た。20時のライトアップの時間は思ったよりあっさりだった。
2日目:香港
攻殻機動隊の話ではないが、香港というと九龍城砦のイメージがある。
もう何も残ってないということは知ってはいたが、なんとなくその場の空気を吸ってみたくて、跡地の公園へ行ってみた。
地下鉄から歩いて移動。
よく整備された公園になっていた。
ちょっとした展示物があった。
南門には模型も。
近辺のタイ料理屋の並びでご飯を食べたあと、香港島へ向かう。
ビルがとても大きい。どんな高層ビルでも落下防止柵や仮足場は竹で組んでいるところにこだわりを感じた。(隣の深センでは金属製だった)
ビクトリアピーク行きのトラムは並びが酷かったので、見送る。
街並みを見ながら少し歩いた。
その後、電器モノの露天市がある深水埗へ向かった。
スマホグッズや小型電化製品などがメインだったが、微妙に電気部品など売ってる店もあった。
G捕獲グッズを、生モノ使って実演するのは、ちょっと生理的に勘弁であった。
ラーメン食べたあと、夜はバーがあるという諾士佛台通りにやってきた。
この日は誕生日だったので、ビール飲んで祝う。一人で。
異国の地で、行き交う人を見つつ、一人でビール飲んでる時間はとても好き。脳みそに何かが低音で響いている感じがする。
3日目:香港→深セン→香港
深センに行く。電車で羅湖へ向かい、そこから徒歩で越境審査を受ける。
細かい元もないので電車用にカードを作った。
時間も無いので、ネットで名前を見かける華強北へ行ってみる。
街は新しく整備されたもので、整然としている。
それぞれのビルの中に大量の部品問屋などが入っている。
数がとにかくものすごく、手に入らない部品は何もないだろうが、ベストな部品見つけるのも相当大変だろうなと思わされた。
昼時で問屋で働いている人や、荷物の出し入れの合間に、売店でバーコード決済で買った飯を食っている運送会社の兄貴達が印象的だった。
お店のコード読み取って、支払いするタイプのバーコード決済は、セキュリティ考えると色々穴があると思うが(最近決済タイプ毎に上限を定めるというニュースがあった)、こういうランチが稼ぎ時な露店ではとても合理的に思えた。
日本では小競り合いが続いているので、何かデファクトが欲しいと感じたが、このままだと難しそう。
WeChatは4月からうまく登録できなくなっているらしく、AliPayで登録できたというような記事を見かけたので、AliPay試してみたが本人認証で最終的に銀行カード番号入力求められて失敗だった。
帰りにビール飲んでまったり。
4日目:香港→マレーシア
マレーシアへ向かう。
にわか雨のため、着陸をやり直したりしたが、ちょっとの遅れで無事クアラルンプールに到着。
空港特急電車でKLセントラルへ行く。
ホテルが安い割りにとてもきれいで、大変居心地よさそうだった。
ホテルに荷物を置き、Touch’n GoカードをNu Centralの中の店舗で作った。
晩御飯にBukit Bintangのアロー通りへ行く。
観光客でいっぱいでとても活気のある屋台街であった。
体に障がいのある人の姿を世界の他の都市と比較して、比較的多く見かけたのだけど、どういう理由なのか気になった。
5日目:マレーシア
普通に観光を楽しむ。
イギリス統治関連の建物の多い地域に行ってみる。
シティギャラリーはほのぼのとした感じの展示で、和んだ。
クアラルンプールって割と歴史が浅い都市なのか。
その後、近くの屋台でお昼ごはんを買って食べたあと、ツインタワーへ行ってみる。
クアラルンプールは都会だなあと再認識。
早めに屋台でご飯を食べて深夜のバス移動に備える。
6日目:マレーシア→シンガポール
ホテルで少し休んでから、日付が変わるころ、Bandar Tasik Selatan駅に連結しているバスターミナルTBSへ行く。
23時過ぎは、電車の本数も減るので、ある程度電車の時刻なども確認した方がよいと思う。自分はKLセントラルからKLIA Transitで移動した。
シンガポール行きのバスは、事前にBusOnlineTicket.comというところで予約した。周囲の人と少し会話したときに見てみた感じだと、あとはEasyBook.comというサイトの予約がメジャーの模様。当日券売り場はだいぶ並んでいた。
片道2000円とか、そういう値段なのでとても安い。
深夜はチケット受け取りの窓口もほとんど閉まってしまうので、時間には余裕を見たほうがよいと思う。
バスは特に何も連絡無く一時間遅延して到着して、出発した。ここのバスターミナルは出発ゲートが空港のターミナルのようになっているので、表示見ていれば乗り逃すことはないと思う。
途中休憩を挟み、夜明けごろジョホール・バルの出国手続きポイントに到着。
運転手は演歌的な音楽をバス内に掛けて陽気に運転を続けていた。乗客より元気である。
バスから降りて、出国審査を受けて再度バスに乗る。バスがたくさん止まっているので、自分が乗ってきたバスはよく覚えておかないといけない。
海峡を渡り、シンガポールへ。シンガポールへ働きに出ているのか、結構な渋滞。
またバスを降りて、シンガポールの入国審査へ。入国カードを記入必要。気の利いたバスだと事前にカード配ってくれるらしいが、自分のバスではなかった。
カード記入にもたついていたら、バスの最後の搭乗者だったらしい。再度乗る。
Gold Mile Complexというところまで行って降りるが、一つ手前でみんな降り、残ったのがイスラム系のお姉さんと自分だけになってしまい、二人で少し不安になり「これGold Mine Complexまで行くの??」と運転手に質問したりしていた。
そこで運転手が自分が日本人らしいと気づいて、片言の英語で色々気さくに話しかけてくれた。日本統治時代の歌を歌って見せたりくれで、いまだにその時代の記憶が伝わっているんだなと少し驚いた。
その後、昔一緒に仕事をしていた、インドネシア人の後輩と会う約束をしていたので、中心部まで歩いて移動した。
街の雰囲気はより欧州の気配を感じた。ゴミ捨て罰金の話は有名だが、実際道端も綺麗で清潔感があった。歩きタバコやポイ捨てがないのが大きい。
本場の味のインドネシア料理の店につれて行ってもらった。塩気が強いのが自分にはちょうどよかった。
かわいい息子さんたちと戯れて、別れた後は、マーライオンを眺めてからホテルにチェックインして軽く休憩した。
夕方から、マリーナ・ベイ・サンズで景色を眺め、
チャイナタウンの、ホーカーで晩飯を食べ、
後輩氏に教えてもらった、クラーク・キーでビール飲んで帰った。
7日目:シンガポール→マレーシア
ホテルの前の建物なんだろうと思っていたら、これもホーカーだったらしい。ここで、昼飯を食べる。
バス乗り場でバスを待つが、時刻表と実際の運行時刻がずれていて、更に遅れてやってくるので、いったいいつくるのか分からず少しやきもきしてしまった(バス会社のお兄さんも途中でどこかいって無人になってしまうし)
一時間おくれで無事バスには乗れて、移動を開始した。
途中、サービスエリア的なところに止まる。行きと違って日中でお店もたくさんありそうだったもので、降りてカレーパフを食べてみる。カレー風味の芋。おいしい。
バスが見込みより遅くなったので、夜はホテルの近場で食べることにする。
インド系で繁盛しているお店でカレーを食べる。
そしてスポーツバー風のところで、ビールを飲んで、旅行の最後の夜を惜しむ。
8日目:マレーシア→日本
この日は移動日。
空港でご飯を食べて、予定通り羽田へ帰国。天気が荒れているとのことだったが、思ったほどではなくて助かる。しかし飛行機はそもそも嫌いなので、基本的に乗らないで済むなら全力で乗りたくない。
気がつけば、旧イギリス植民地ツアーのような感じになっていたが、大戦前はどんな景色だったんだろうな、と思いを馳せつつ街並みを見ていることが多かったように思う。日本も一度は占領した歴史のある地域なので、自分が思っている以上に関わりのある地域でもある。街の歴史の紹介の文章には必ず日本占領時代のことも書かれていた。
連休直前になって勢いで行くことを決めた旅行だったが、総じて楽しく、良い旅行であった。
気持ち入れ替えて、目の前のこともがんばっていきたい。
今度は南半球にも行ってみたいな。
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