RubyKaigi2019へ行ってきた

DiaryJapanese, mruby, Ruby

2019/4/18-20に開催されてRubyKaigi2019に参加するために、福岡へ行ってきました。転職したてで仕事の塩梅がどうなるか読めないのもあって、直前まで参加するかどうか迷ってましたが、なんとかなりそうなので、仕事上がりに飛行機に乗って2日目から参加してきました。

だいぶ日がたってしまいましたが、個人的な日記として写真とか少し残しておきます。

mruby関連のセッションを漁りつつ、夜は福岡の美味しいものを楽しみつつ、Rubyistと交流する2日間でした。海外から来てくれた面白いスピーカーの方に話しかけたりできたり、まつもとさんに自分の同人誌を献本したり、この場でしかできないコミュニケーションが多少でもできて有意義でした。

↓こんなふうに言って頂けたら、献本するしかない!

RubyKaigi2019
RubyKaigi2019

@u1tnk さんに連れて行ってもらった水炊きの名店。とてもおいしかった…。

RubyKaigi2019 - mizutaki
RubyKaigi2019 – mizutaki

気になったセッション

Apple IIcでRubyを動かす、というぶっ飛んた発表が一番衝撃的でした。

Running Ruby On The Apple II

RubyKaigi2019 - Ruby on Apple IIc
RubyKaigi2019 – Ruby on Apple IIc

写真は、Apple IIc 実機。アメリカからカバンに入れて担いできたそうです。実際に5インチフロッピーディスクをガコガゴ読み込んでちゃんと起動する!当日はこれを使ってプレゼンしてました。

 

AppleIIのCPUは6502で、ファミコンで使われているものと同じです。mrubyのようにバイトコードを読み込んで実行するくらいならできるかな?と予想していたのですが、実際は斜め上で、コンパイラも込みでAppleII上で実現するそうです。当然限界までリソースを使う必要があるので、アセンブラでRubyの処理系「nRuby」を開発しているとのこと。すごい。

残念ながら、まだ動いてはいないそうですが、完成を期待してます。うまくすれば、ファミコンでも動かすことができるかもしれません。(Colinさんは、私のArduinoUno向けmruby/c実装のブログ記事も読んでくれていたみたいで、英語で記事を書いた甲斐があったというものです)

今年も素晴らしい時間を過ごすことができて、スタッフの皆さんには感謝しかありません。 昨年はRubyKaigiに触発されて同人誌デビューしてしまいましたが、今年のRubyKaigiに参加して、自分も来年のRubyKaigiにCFPに投稿したい&することを目標に活動していきたいな、と心を新たにしました。